Javaの基本構造

スポンサーリンク
アイキャッチjava All

ソースコードの書き方

Javaはクラスというものにソースコードを書いていきます。

クラスとは奥が深いのですがまずはプログラムの1単位と覚えましょう。

計算プログラムであれば計算をするクラスです。

では、クラスの書き方について学びましょう。

クラスの書き方
  1. クラスの名前を決めるテキストファイルを開く
  2. テキストファイルを開く
  3. テキストファイルに名前をつける
  4. お約束の決まり事を書く

1.クラスの名前を決める

作りたいプログラムが直感的にわかる名前にしましょう。

計算プログラムを作りたいのであれば「Calculation」クラス。

投稿プログラムであれば「Post」クラスです。

名付けの際の注意点があります。

クラスの書き方注意

クラス名は先頭一文字目を大文字で書く

例ではMainとなるプログラムということでMainクラスと名付けます。

2.テキストファイルを開く

テキストファイルを開きます。

何のテキストファイルを使っても良いのですが、迷うのであればVisualStudioCodeをダウンロードしてファイルを新規で開きましょう。

3.テキストファイルに名前をつける

テキストファイルの名付けにもルールがあります。

テキストファイルの名付けルール
  • クラス名と同じ名前
  • 拡張子を.javaにする

上記ルールに沿って今回は「Main.java」ファイルを作成しましょう。

4.お決まりのお約束事を書く

public class クラス名{
  public static void main(String[] args) {
    
  }
}

上記がお決まりのお約束事です。

お約束事ではありますがちゃんと意味はあります。

ただ意味の解説はもう少し知識がついた後の方がわかりやすいので下記2つをプログラムを作るときは書くんだなと思ってください。

  • public class クラス名{}を書く
  • public class クラス名{}のカッコの中にpublic static void main(String[] args) {}を書く

クラス名も書いときましょう。

public class Main{
  public static void main(String[] args) {
    
  }
}

となります。

これでクラスの完成です!

簡単ですね!

次にまだ肝心の命令がないので書いていきましょう。

処理の書き方

public static void main(String[] args) {}の中に処理を書いていきます。

public class Main{
  public static void main(String[] args) {
    /* ここに処理を書いていきます */
  }
}

Javaでは情報機能(命令)に分けてコードを書きます。
例として私の情報を出力するプログラムを作成します。

名前を出力するプログラムでは

  • 情報:私の名前は山田太郎
  • 機能:名前を出力する

となります。

情報は私の名前であったり、私の歳であったり、性別などを書きます。


機能は処理をまとめたものであり、情報の値(私の名前)を利用してコンピューターにどうしてほしいか命令(私の名前を出力)をします。

public class Main{
  public static void main(String[] args) {
    //私の名前は山田太郎
    //私の歳は20歳
    //性別は男性

    //名前を出力する
    //歳を出力する
    //性別を出力する
  }
}

Javaでは機能のことをメソッド、情報のことを変数と呼びます。

次章では関数の書き方について学びましょう。

その前に、覚えていた方が良い知識について紹介します。

mainメソッド

mainメソッドとはJavaプログラムの最初に処理をする命令です。

mainメソッドから始まり上から下の順番で処理されていきます。

public class Main{
  public static void main(String[] args) {
    //1番目に処理
    //2番目に処理
    //3番目に処理
  }
}

mainメソッドの書式は

mainメソッド書式

public static void main(String[] args) {
}

となっており、少しでも変えてしまうとエラーとなってしまうので気を付けましょう!

コメント

先ほどから//〇〇で書かれているものをコメントと呼びます。

コメントとは処理に反映されないメモのようなものです。

複数行にわたるコメントと1行コメントの書き方があります。

複数行コメント書式

/* コメント1行目
  コメント2行目
*/

1行コメント

//コメント

ブロック

{}で囲まれた範囲をブロックと言います。

ブロックとは処理のひとまとまりを表します。

{}内にコンピューターに命令したい処理を上から順に書いていきます。

この {}を書き忘れるとエラーになるので中身の処理を書く前にまず{}を記載しましょう。

public class Main{
  public static void main(String[] args) {
    //{}の中に処理を書いていくよ
  }
}

インデント

ソースコードを見やすくするために改行と空白を入れていきます。

ブロックの開始と終了に空白を入れることが基本です。

このことをインデントと言います。

TABもしくは半角スペース4つが基本です。

現場によってはTABを禁止しているところもあるので気を付けましょう。

また、半角と全角を間違わないようにも気を付けてくださいね!

インデントをしなくても処理は問題なく動きます。

しかし、今は良いですが今後進んでいくとソースコードの記載がより複雑になるとインデントなしではどこの処理をひとまとめにしてあるか全く分からなくなります。

public class Main{
//インデントなし
public static void main(String[] args) {
}
}
public class Main{
    //インデント有りだと処理のまとまりが分かり易い
    public static void main(String[] args) {
    }
}

ブロックの開始と終了にインデントをつける癖をつけましょう!

System.out.println()

以降の章で登場するメソッドの一つです。

メソッド=機能でしたね。

System.out.println()はコマンドラインに表示する機能です。

コマンドラインでjavaファイルの実行をするとSystem.out.println()の()内のデータを出力します。

public class Main{
    public static void main(String[] args) {
        //コマンドラインにバイバイビーと出力される
        System.out.println("バイバイビー");
    }
}
タイトルとURLをコピーしました